製品工程

D.N.Effectsの製品は基板などの一部の部品を除いて、ほぼ全ての工程をハンドメイドで仕上げています。

1台のエフェクターが出来上がるまで約2週間程の時間がかかります。

こちらのページでは製作工程をほぼ余すことなくご紹介していきます。

D.N.Effects│Overdrive Pedal Builder Work

D.N.Effectsの製品は穴空け作業から始まります。

この工程は非常に重要で、位置がズレてしまうと最終組み上げの時に

部品同士が干渉したり、全体の見た目のバランスも崩れてしまうため気を遣う作業です。


ケースの研磨作業です。

この作業をしないと塗装の強度や色乗り具合に影響が出るため入念に行います。

下地材吹き付け作業です。

この作業も塗装の食いつきを良くするために行います。

塗装完了後にもクリアと呼ばれる塗膜保護剤を吹き付け

塗装強度を向上させます。

そして塗装作業を開始します。

塗装は何層かに重ねて行います。

1色のみでなく違う色も重ねていき、色に深みを出します。

D.N.Effectsのほとんどの製品に使用されているレリック加工を

施していきます。

一台一台丁寧に塗装を行います。

見た目や色合いは個体別に少しずつ違います。

この塗装作業も様々な色を重ねていき、より深みがありリアルな錆を

演出しています。

次に基板の製作に移ります。

1つ1つの部品を基板に取り付け、半田作業を行います。

半田付けを雑に行うと後々故障に繋がったり、音が変わってしまうため

慎重に作業していきます。

こちらは組み立て作業になります。

製作工程も大詰めになってきました。

塗装した外装面を傷つけないように慎重に組み立てていきます。

 

 

最終組み上げが終われば、各種電圧を測定していき

不具合が無いかを確認していきます。

電圧チェックが終われば出音チェックです。

全てのノブが正常に働くか、ガリやスイッチに不具合はないか

を確認していきます。

2週間に及ぶ製作もラストになりました。

最後に丁寧に梱包をして、お客様の元へ出荷します。

こうして創られたエフェクターはステージで演奏する

演者の足元に並んでいきます。

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